概要

森林組合の目的

森林組合は、森林所有者が組合員となって組織されていて、互いに共同して林業の発展をめざす協同組合です。

「森林組合法」という法律に基づいて設立されており、この法律は、組合員の経済的社会的地位の向上を図ることと
森林の保続培養、森林生産力の増進を図ることを通じて、国民経済の発展に貢献することを目的としています。

森林組合は、森林所有者自らの相互扶助の組織であるとともに、森林造成を通じて木材供給のほか
国土保全、水資源涵養、環境保全など、森林を通じた人間の生活環境の保全にとって、
重要な役割を持つものとして位置づけられており、SDGsに深く、密接に繋がっています。

  • 安全な水とトイレを世界中に
  • エネルギーをみんなにそしてクリーンに
  • 住み続けられるまちづくりを
  • つくる責任つかう責任
  • 気候変動に具体的な対策を
  • 陸の豊かさも守ろう

森林づくりは、半世紀から1世紀以上の年月と多くの労力を必要とします。

作業道の開設に始まり、地拵え、植え付け、下刈り、雪起し、枝打ち、除伐、間伐などの森林施業と、
この間に発生する病虫獣害の防除、自然災害からの復旧などのプロセスを経て、やっと1人前の森林が出来上がります。

森林所有者の大多数は、所有する面積が極めて小さいため、
森林組合を設立して、森林の管理や木材販売を協同で行っています。

森林組合では、協同化のメリットを最大限に発揮するよう、
組合員の経営相談や森林管理、森林施業の受託、資材の共同購入、林産物の共同販売などの事業を行っています。

組合の構成

令和6年4月1日現在

所在地
〒709-4234 
岡山県美作市江見945(本所)
TEL
0868-75-4100(本所)
FAX
0868-75-4101(本所)
設立
平成24年4月1日
組合員数
5,411名
総代数
200名
役員数
20名(理事 16名、監事 4名)
代表理事組合長【非常勤】
加藤 泰三
副組合長理事【非常勤】
井上 富弘
専務理事【常勤】
小林 昭文
職員数
11名
作業員数
15名
出資金
88,655,000円
組合の区域
美作市、勝央町、西栗倉村、赤磐市、備前市、和気町
区域面積
115,317ha

沿革

平成18年4月
勝田町森林組合、勝央町森林組合、大原町森林組合、東粟倉村森林組合、
西粟倉村森林組合、美作町森林組合、作東町森林組合、英田町森林組合が合併し、
「美作森林組合」となる。
平成24年4月
備前市森林組合・赤磐市森林組合との合併を機に「美作東備森林組合」と名称を変更。